賃貸でコンロなし生活ってアリ?若い世代に広がる“コンロ不要”を前提とした部屋の選び方と家電活用術
賃貸物件でも“コンロなし生活”が広がる理由
最近、SNSやYouTubeで「#コンロなし生活」「#ホットクック生活」などのワードを見かけたことはありませんか?
実は今、賃貸物件でも「コンロいらない派」が増えています。
日経新聞によると、20代の一人暮らしでは約2~3割が“コンロなし”物件やコンロ未使用の生活を選択しているそうです。【日本経済新聞 2025年5月25日】
背景には「掃除の手間が減る 」「時短になる 」「家電が進化して料理がカンタン 」など、合理的な理由がたくさん。
今回は、賃貸で“コンロレス生活”を始めるためのヒントや、物件の選び方・おすすめ家電をご紹介します!そして、それをもとにお部屋探しの考え方の「応用編」をお伝えできればと思っております♪
「コンロ不要物件」とは?若い世代に人気の新しい暮らし方
「コンロ不要物件」とは、ガスコンロやIHコンロをほとんど使わず、調理家電で自炊する暮らし方ができる部屋(生活スタイル)のこと。
最近では、
- 最初からコンロが設置されていない物件
- コンロスペースを家電置き場として使う人
- ガス栓を閉めて、電子レンジやホットクック、オーブンだけで自炊する生活
など、多様なスタイルが広がっています。
日経新聞の記事でも、都内の20~30代女性で「引っ越してからコンロのガス栓は閉めたまま、家電調理だけで十分」と話すケースが紹介されていました。
コンロなし賃貸のメリット・デメリットを徹底解説
メリット
- 掃除がラク!
- 五徳やコンロの汚れ、換気扇のベタベタ掃除から解放されます。
- キッチンスペースが有効活用できる
- 調理家電を並べたり、作業スペースが広がったり、収納も増やせます。
- 火を使わないから安心
- 子どもやペットのいる家庭、忙しい人も安心。予約調理で“ほったらかしOK”。
- 家電&調味料の進化で料理が楽に
- ホットクックやレンジ調味料など、誰でも失敗しにくく美味しいごはんが作れる。
デメリット
- たまに“やっぱりガス火が欲しい…”となる
- 本格調理や急な来客など、一部の料理では不便なことも。
- ガス火が好きな人には物足りない場合も
- 料理を趣味にしている人、火力が必要な料理には向かないことも。
- 将来の嗜好やライフスタイルの変化に注意
- 料理に対する好みが変わったっり、体調・健康面で食事の調理法が変わらざるを得ないことも
コンロなし物件が向いているのはどんな人?自己診断ポイント
以下の項目に2つ以上あてはまる人は、“コンロレス生活”向きかも!
- 一人暮らし、または共働きカップル
- とにかく掃除が面倒
- 時短&効率重視、家事はサクッと終わらせたい
- 在宅ワークや趣味の時間を増やしたい
- 調理家電が好き・新しいもの好き
- ペットや小さい子どもがいる
コンロなしキッチンでも困らない!おすすめ家電と活用法
おすすめ家電
- ホットクック(シャープ)
- 予約調理で帰宅後すぐごはんが完成。SNSでも人気。
- レンジメート(MUK)
- 材料を入れてレンジで加熱するだけで焼き魚もOK。世界累計600万台超え!
- 東芝 石窯ドームオーブン
- 高温調理で肉も野菜も美味しく時短。レシピ連携機能も便利。
使い方のポイント
- 物件選びの際は、「家電を並べられるスペース」「コンセントの数と位置」を要チェック
- 卓上IHやオーブンも、「必要な時だけ」出して使えるのが魅力
- 家電を置いても作業スペースが確保できるか、事前にシミュレーションしておくと◎
賃貸物件探しの新常識|“設備ありき”から“暮らし方主役”へ
住まい選びは、これからの自分のライフスタイルをデザインすること。“コンロがなくても、こんなに快適だった!”という新しい発見や、“自分に合った部屋選びができた”という満足感を、ぜひ体験してみてください。
賃貸探しの常識は、あなた次第でアップデートできます。
これからは「設備が揃っている=正解」ではなく、「自分にとって本当に必要な設備だけでOK」という時代。